Music

ダンス・ミュージックの次世代を担う才能、DIGITALISM登場

DIGITALISM

好況のシーンを牽引するドイツ出身の二人組に要注目

今、ダンス・ミュージック・シーンには10年に一度の"大波"が訪れている。 昨年あたりからUKロック・シーンを中心に脚光を浴び始めた"NEW RAVE"ムーヴメントは、その筆頭格である KLAXONSのブレイクで、その勢いが本物であることを証明した。そして、ロック・バンドだけでなく、クラブDJの側からも「ダンス meets ロック」の潮流が次々と発信されている。特に2007年の5月から6月にかけては、SIMIAN MOBILE DISCOやJUSTICE、SHITDISCOなど、実力と人気を兼ね備えたアクトたちが 一斉にデビュー・アルバムをリリースする。90年代後半にケミカル・ブラザーズアンダーワールド、ダフト・パンクらが一斉に注目を浴びたときと同じような熱気が、今のダンス・ミュージック・シーンに渦巻いているのである。

そして、その"大波"の中心に存在するのが、今回紹介するDIGITALISMだ。 リリースされたばかりのデビュー・アルバム『デジタル主義』は、日本においてもオリコン・チャートTOP20にランクインするスマッシュ・ヒット。 先日行われた来日公演もSOLD OUTの盛り上がりと、すでにその人気に火がつき始めている。

シングル”POGO”をはじめ数々のクラブ・アンセムを持つ彼らの魅力は、何より聴いた瞬間に覚えてしまうキャッチーなメロディ・センスにある。「無機質なダンス・ミュージックは作らない」というのが彼らのモットー。"テクノの聖地"ドイツ出身の二人組だが、 ウェストバムなどミニマル~ハード・トランスな傾向のある他のドイツ出身アーティスト達との共通点は、意外なほど少ない。 ディストーションのかかった派手なシンセやドリーミーな曲調は、むしろ、彼らも大きなリスペクトを寄せているダフト・パンクからの影響が強いと言えるだろう。 アルバムではトラック・メイキングだけでなく自らヴォーカルも担当しているが、来日公演でもDJにとどまらずドラム・キットを叩き、歌い、満員に詰め掛けた客を煽りと、非常にアクティヴなステージを繰り広げてくれた。

単独公演だけでなく、夏フェスでの再来日も期待されている彼ら。2007年、好況のシーンを牽引するだけでなく、その可能性をさらに大きなポップ・ミュージックのフィールドへと広げていくことのできる存在が、DIGITALISMだ。そのポップでエモーショナルなダンス・ミュージックを、是非一度耳にしてもらいたい。

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2007.06.07

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tomonori shiba

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■DIGITALISM

『デジタル主義』

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http://www.toshiba-emi.co.jp/intl/special/0705digitalism/