Music

新しさを予感させるヒップホップ・ユニット=NEVER LAND

NEVER LAND

1stアルバム『THE NEVER LAND ~光射す方へ~』収録の「透明人間」に大注目!!

キャッチーで聴きやすい“ジャパニーズ・ヒップホップ”というジャンルが、すっかり定着して久しい昨今。しかし、そんな枠組をも越えて、また新しい何かを予感させる期待のHIP HOPグループが現れた。それが、青春系ヒップホップの新星、NEVER LAND。彼らは1997年、静岡県にて結成。M2とTO Cの2MC、PLUS1(DJ)の3人からなり、自らイベントを企画したりDJコンテストに入賞するなど、着実にスキルアップを繰り返し、昨年3月にメジャーデビューをした実力派だ。地元・浜松では既にシーンの代表的存在で、事務所の先輩・EXILEのアルバムにもフィーチャリングで参加するなど、意欲的に活動の幅を広げている注目のニューカマーだ。

そんな彼らの1stアルバム『THE NEVER LAND ~光射す方へ~』が、現在発売中。今作で印象的なのは、タイトルにも冠したとおり、一枚を通じて“希望の光”が射しているということ。メンバーが自らを“太陽の子達”と形容するように、彼らのトラックからひしひしと感じるのは、ほとばしるアツイ情熱。それを内包した上で、青春の甘酸っぱい想いや、等身大のリリックが、キャッチーなトラックに乗せて歌われているのが気持ちいい。アゲアゲからダンス、ミディアムまで、楽曲の振り幅はかなり広いのだが、どこを切り取っても、そのベースには一貫して温かい光が見える一枚なのだ。

アルバムの中で、胸を掴んで離さなかった楽曲がある。それが13曲目の「透明人間」。“いじめ”をテーマにしたリリックが痛いほどリアルで、切実に語りかけるようなライミングと相まり感涙必死。その明るいだけじゃない、現実に起こっている社会問題をも自分達流のスタイルで真摯に語りかける姿勢……HIP HOPという文化が本来持つ意義を、そこに改めて見た気がした。さらに、ラストに収録された「GIFT」。これは人が生きていく中で大切なこと……互いに助け合う気持ちや優しさ、愛情……といったことが、ストレートなリリックで表現されていて、心に柔らかな火を灯す。つい忘れがちだったり、近すぎて気付かないカタチなき想い……それがギュッと詰まった、NEVER LAND流、渾身のプレゼント(GIFT)ナンバーとなっている。

DVD付CD盤には、既発シングルの「バ・ボ・ラ」「One for All All for One」「虹列車」のビデオクリップを収録。NEVER LANDの青春系快汗ワールド(!)を目と耳で堪能してみて欲しい。

updated

2007.07.02

updated

Haruna Yasuda

updated

■NEVER LAND

『THE NEVER LAND ~光射す方へ~』発売中

http://neverland-sd.com/



Rhythm Zone

RZCD-45566

¥3,059(税込)